1. テストデータ作成

Oracleでデータを作成します。

テストデータ作成

  • ユーザー作成

  • テストデータ用に以下のようなユーザーを作成します。

    • ユーザー名: aji
    • パスワード: saba
    作成にはCREATE USERコマンドを使用します。 ユーザー作成が成功したらdab権限を与えておきます。 これは権限が無くてOracleからのデータ取得に失敗するのを回避するためです。
    # su oracle
    -bash-4.1$ . /u01/app/oracle/product/11.2.0/xe/bin/oracle_env.sh
    -bash-4.1$ sqlplus / as sysdba
    SQL> CREATE USER aji
    IDENTIFIED BY saba
    DEFAULT TABLESPACE USERS
    TEMPORARY TABLESPACE TEMP;
    
    GRANT dba TO aji;

  • テーブル作成

  • テスト用テーブルを作成し、データを追加します。 テーブル定義は以下を使用します。

    CREATE TABLE users(
    ID NUMBER(10,0) PRIMARY KEY,
    NAME VARCHAR2(64),
    created DATE
    );

    テーブルに追加するデータは以下になります。

    INSERT INTO users(id,name,created) VALUES(1,'アジ',SYSDATE);
    INSERT INTO users(id,name,created) VALUES(2,'サバ',SYSDATE);

    テーブル作成では、作成したテスト用ユーザーでOracleに接続する必要があります。 そのためユーザー作成後にconnectコマンドでテストユーザーでの接続に変更します。 その後テーブル定義を実行してテストデータを追加します。

    SQL> conn aji/saba
    
    SQL*Plus: Release 11.2.0.2.0 Production on 日 8月 31 13:47:26 2014
    
    Copyright (c) 1982, 2011, Oracle.  All rights reserved.
    
    
    
    Oracle Database 11g Express Edition Release 11.2.0.2.0 - 64bit Production
    に接続されました。
    SQL> CREATE TABLE users (
      2  ID NUMBER(10,0) PRIMARY KEY,
      3  NAME VARCHAR2(64),
      4  created DATE
      5  );
    
    表が作成されました。
    SQL> INSERT INTO users(id,name,created) VALUES(1,'アジ',SYSDATE);
    
    1行が作成されました。
    SQL> INSERT INTO users(id,name,created) VALUES(2,'サバ',SYSDATE);
    
    1行が作成されました。
    
    SQL> commit;
    
    コミットが完了しました。
    注意. 最後のcommitを忘れないこと。

  • データの確認

  • 追加したデータの確認

    SQL> select id,name,TO_CHAR(created, 'yyyy-mm-dd hh24:mi:ss') from users;
    
    
            ID NAME
    ---------- ----------------------------------------------------------------
    TO_CHAR(CREATED,'YY
    -------------------
             1 アジ
    2014-08-23 02:55:44
    
             2 サバ
    2014-08-23 03:03:42
    
    
    SQL>