バージョンの確認

Node.jsでは、バージョン番号が偶数が安定版(LTS)、奇数が開発版になります。 LTSは、Long Term Support の略で、長期サポートになります。

バージョン番号 説明
奇数 開発版 11.15.0
偶数 安定版(LTS) 10.16.1  12.7.0
開発版は、新機能を試したりするバージョンなので、業務で使用する場合は、偶数の安定版を使用した方が良いでしょう。

最新情報の確認

現在の最新安定版や開発版のバージョンの確認は、以下で可能です。

2019年8月7日現在では、10.x が "Active LTS" になっています。 12.xはリリースされていますが、"Active LTS" となるのは、2019年10月22日となっています。

インストール

2019年8月7日現在の、Active LTSである10.x の最新版をインストールすることにします。

CentOS 7.2

yumでNode.jsをインストールする場合、レポジトリの追加が必要です。 以下を実行してレポジトリを追加します。

yum install https://rpm.nodesource.com/pub_10.x/el/7/x86_64/nodesource-release-el7-1.noarch.rpm

正常に完了したら、yum listコマンドなどでインストール可能なNode.jsのバージョンを確認します。 以下の例では、バージョンは 10.16.1 になります。

# yum list nodejs
読み込んだプラグイン:fastestmirror
nodesource                                                                                                  | 2.5 kB  00:00:00     
nodesource/x86_64/primary_db                                                                                |  34 kB  00:00:00     
Loading mirror speeds from cached hostfile
 * base: ftp.jaist.ac.jp
 * extras: mirror2.totbb.net
 * updates: mirror.ventraip.net.au
利用可能なパッケージ
nodejs.x86_64                                           2:10.16.1-1nodesource                                            nodesource

問題がなければ以下を実行してインストールします。

yum install nodejs

正常にインストールできたら、オプション-vでバージョン情報を表示してみます。

# node -v
v10.16.1