1. インストール
    • 仮想ホストから接続

      Fedora 15で spiceクライアントから仮想マシンへ接続する方法

      インストール

      Fedora 15でspiceクライアントを yum でインストールします。

      # yum install spice-client
      ・・・
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       パッケージ             アーキテクチャ   バージョン                リポジトリー      容量
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      インストールしています:
       spice-client           x86_64           0.8.1-1.fc15              fedora           582 k
      依存性関連でのインストールをします。:
       cegui06                x86_64           0.6.2-7.fc15              fedora           652 k
       libcacard              x86_64           0.1.2-1.fc15              fedora            39 k
      
      トランザクションの要約
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      インストール         3 パッケージ
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        仮想ホストから接続

        仮想のホストマシンからspiceクライアントで仮想マシンに接続する場合、spicecコマンドで 接続先IPやポートを指定して実行します。

         # spicec -h 127.0.0.1 -p 5930 -w password &

        -h オプションで、仮想マシンが動いているホストのIPアドレスを指定します。 上記の例では 127.0.0.1 になっています。

        -p オプションで、接続ポートを指定します。 この接続ポートは virsh edit [仮想マシン名]で <graphics> を 変更したときに、 port='5930' と指定したポートです。もし複数の仮想マシンがある場合は、 接続する仮想マシンに設定されているポート番号を指定します。

        -w オプションでパスワードを指定します。

         # spicec -h 127.0.0.1 -p 5930 -w password &

        接続に成功すると以下のようになります。

        この例ではWindowsXPからVNCで仮想ホストのFedoraに接続し、そこから spiceクライアントで 仮想マシンのUbuntuに接続しています。