CentOSでは、バージョン6以降にanacronが追加されています。詳細については以下を参照。
CentOS 7で確認すると、デフォルトのcron関係のパッケージは以下のようになっていました。
yum list cron* ... Installed Packages cronie.x86_64 1.4.11-23.el7 @anaconda cronie-anacron.x86_64 1.4.11-23.el7 @anaconda crontabs.noarch 1.11-6.20121102git.el7 @anaconda Available Packages cronie-noanacron.x86_64 1.4.11-23.el7 base
インストール
CentOS公式のDockerイメージのように、Cronがインストールされていないケースがあります。 この場合、yumなどでインストールします。
デフォルトは、anacronを使用するようになっているので、それに合わせるとインストールは以下のようになります。
yum install cronie cronie-anacron crontabs
起動
systemctlコマンドで、起動します。
systemctl start crondまた、リブートなどで再起動するように自動起動を設定します。
systemctl enable crond
動作確認
この例では、1分間隔で日時をファイルに出力するジョブを登録して、動作確認をします。 以下がサンプルで、これは1分ごとに日時をファイルに出力するものです。
SHELL=/bin/bash PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin MAILTO=root * * * * * /bin/bash -c 'date >> /tmp/cron_test.txt'
crontabで登録後、/tmp/cron_test.txtを確認します。