Windowsでspiceクライアントを使用してKVMの仮想マシンへ接続する方法
インストール
Windows用のバイナリーを以下からダウンロードします。
ダウンロードするのは、以下の2つのzipファイルになります。(2011年6月14日時点の最新)
- spice-client-win32-0.6.3.zip
- spice_libs_win32_063_and_earlier.zip
spice_libs_win32_063_and_earlier.zip を解凍すると、libディレクトリがあります。 spice-client-win32-0.6.3.zip を解凍した中にある spicec.exe を、spice_libs_win32_063_and_earlier.zip の lib ディレクトリにコピーします。
このlibディレクトリ内のspicec.exeをダブルクリックで実行すると、spiceクライアントが起動します。
仮想マシンへの接続
Windowsでspicec.exeを起動させ、接続先IP、ポートやパスワードを入力して[Connect]ボタンをクリックします。
接続に成功すると、以下のようなウィンドウの上側中央に「SPICE - REMOTE CLIENT」と表示された画面が表示されます。
その他
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CEGUI
spice_libs_win32_063_and_earlierのlibディレクトリには CEGUIxxxx.lib というファイルが複数あったので調べてみると、 Crazy Eddie's GUI SystemというWindows用のフリーのグラフィックエンジン用ライブラリでした。
・Crazy Eddie's GUI System Main Page
これはゲーム開発向けのC++で書かれているオブジェクト指向のライブラリということです。 どうもWindows用のspiceクライアントはこれを使用しているようです。